「玉掛け技能講習は難しいの?」
いいえ簡単です。フォークリフトやアーク溶接の資格と同じくらい合格率が高く、誰でも取得することができますよヽ(´▽`)/
講義中に先生がテストに出るところを教えてくれるため、居眠りしてないかぎり学科試験に落ちることはない。
実技試験は講師が合図方法、笛の吹き方などをマンツーマン指導してくれ、何度も練習をします。
「いいかげん実技テストやろうぜ…何回繰り返し練習すればいいんだよ」というくらい練習させられます(笑)
私ヤマトが玉掛け技能講習を受けたときは、30人以上いて全員合格しました。つまり合格率100%。
そのくらい簡単に取れる資格です。安心してください!
ちなみに玉掛けには国家試験がないため、技能講習が最上位となります。なのでコレさえあれば安心ヽ(´▽`)/
技能講習 | 特別教育 | |
---|---|---|
吊上げ荷重 | 1トン以上 | 1トン未満 |
必要な日数 | 3日 | 2日 |
受講費 | 2万55000円 | 1万5800円 |
将来性 | ◎ | △ |
※受講料は受ける都道府県によって変わります。
建設現場、工場には重たい物を運搬するためのクレーンがあります。
クレーンのフックにワイヤーロープをかけたり、クレーン運転士に合図するために必要なのが玉掛け技能講習。
玉掛け技能講習は吊上げ荷重1トン以上のため、どんな重たい物でも合図できます。
特別教育だと吊上げ荷重1トン以下じゃないと合図できないため、現場では使い物になりません(汗)
玉掛け特別教育は役に立たないので、必ず技能講習を受けてください。
工場・建設現場で1トン以下の物を探す方が逆に難しいですから。特別教育はマジで使い物になりません( ̄▽ ̄;)
玉掛け技能講習は「2日間の学科+1日の実技=計3日」となります。
学科は「クレーン等の玉掛けの方法」「力学」「クレーンに関する知識」「関係法令」を勉強。
講師が「ここは学科テストに出るからチェックしておいて〜」と言ってくれるため、居眠りしてないかぎり学科で落ちることはありません。
少しくらい寝てたとしても、隣の人にテキストを見せてもらい、同じところにアンダーラインを引いて覚えれば大丈夫。
アンダーラインを引いたところしか出ないため、学科テスト前に5分もあれば復習できますよ〜
実技は講師がお手本を見せたあと、輪番制で一人ずつやっていきます。
何度繰り返し練習するため、途中くらいから飽きてきます(笑)
「もう覚えたから早く実技テストしようぜ。早く帰りたいわ〜」という気分になるくらい練習します。
なので実技テストも不安になる必要はありません。玉掛け技能講習は合格率ほぼ100%の簡単な資格なのでヽ(´▽`)/
玉掛け技能講習の実技の流れ動画(コベルコ教習所より)
※音が出るので注意してください。
YOUTUBE動画の方がわかりやすいですが、スマホの速度制限がかかってる人のために写真も貼っておきますヽ(´▽`)/
クレーン運転士は教習所の先生がやります。合図をするのが玉掛け者。
クレーンの呼び出し 笛の合図「ピー」
クレーンのフック巻き下げ 笛の合図「ピー、ピー、ピー」
フック巻き下げ停止 笛の合図「ピー」
クレーンのフックにワイヤーロープをかける
吊り荷にワイヤーをかける(真ん中が合図者で両端は補助者)
吊り荷にやわらを取り付ける(製品がワイヤーで痛まないようにするため)
緊張前にクレーン走行・横行のセンター確認 「センターよし」
ワイヤー緊張まで微動巻き上げ 笛の合図「ピッ、ピッ」
荷を吊り上げる前にワイヤーロープの緊張状態を確認
荷を吊り上げて一旦停止 「地切りよし」
一定の高さまで巻き上げる 笛の合図「ピー、ピー」
吊り荷の水平移動 笛の合図「ピー」
移動後に巻き下げる 笛の合図「ピー、ピー、ピー」
着地前に停止 笛の合図「ピー」
着地前に吊り荷を修正(補助者が行う)
着地は微動巻き下げ 笛の合図「ピッ、ピッ、ピッ」
フックからワイヤーロープを外し、やわらを片付ける
クレーン運転士に敬礼して作業終了。おつかれさまでした。
パッとみると難易度が高そうに感じるでしょうが、何度も練習するので大丈夫です!