危険物取扱者の年収はいくら?乙4類の資格を取得してる人へ

危険物取扱者の年収はいくら?乙4類の資格を取得してる人へ

危険物取扱者の年収はいくら?乙4類の資格を取得してる人へ

危険物取扱者乙4類の年収

 

「危険物取扱者乙4類の年収っていくら?」

 

私ヤマトは工業高校卒で、学生時代に危険物取扱者乙4類の免許を取りました。

 

就職後に危険物の免状を使うことはなかったのですが、コレから資格取得を目指す人。

 

すでに免許を持ってて、別の仕事をしてたけど、転職で危険物取扱者の資格を生かそうと考えてる人のために年収を調べてみましたヽ(´▽`)/

 

 

危険物取扱者の年収

 

危険物取扱者乙4類の給料明細

 

危険物取扱者の平均年収は350〜600万円と言われてます。

 

ただコレは入社した会社にもよるのでバラツキがあります。

 

  1. 工場
  2. 販売所
  3. ガソリンスタンド
  4. タンクローリー運転士
  5. ビルメンテナンス

 

 

この中でも年収500万円を超える可能性があるのは、大企業に転職して危険物取扱者の資格を生かしたときくらいです。

 

高校の工業化学科で頭がいい人は、三菱・住友・三井化学のような化学メーカー。

 

JX日鉱日石エネルギー・東燃ゼネラル・出光・昭和シェル・コスモ石油などの製油所に就職できることがあります。

 

このような大手化学・石油メーカーに転職することができれば、高卒の危険物取扱者でも年収500万円を狙えます。

 

ただこの場合は、危険物取扱者としての仕事以外にも、製造ラインのオペレーター業務をする必要がありますけど(むしろそっちがメイン)

 

 

 

危険物取扱者の種類

 

  • 甲種
  • 乙種
  • 丙種

 

甲種は1〜6類のすべての危険物を取り扱うことができます(試験の難易度 高)

 

乙種は1〜6類の中で、免状を取得したモノだけを取り扱うことができます(資格取得の難しさ 中)

 

丙種は第4類の危険物のうち、一部だけを取り扱うことができます(試験の難易度 低)

 

 

オートバイでいうと大型・中型・原付免許みたいに、ランクが分かれてるような感じです。

 

乙種4類はガソリン・灯油・軽油・エタノールのような、メジャーな危険物を取り扱うことができるので就職・転職に有利!

 

そのため危険物取扱者の中でも乙種4類の受講者が一番多いわけです^^

 

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危険物取扱者の仕事内容

 

危険物取扱者乙4類が扱えるガソリン

 

危険物取扱者乙4類の仕事内容は↓に書いた3つになります。

 

ザックリ言うと危険物の取り扱い・保守管理・点検・運搬をするのが仕事になります。

 

 

  1. 危険物の取り扱い
  2. 保守管理・点検
  3. タンクローリーの運転

 

ガソリン・軽油・灯油・重油・アセトン・メタノールなどの危険物は乙4類で取り扱えます。

 

逆をいうと有資格者以外は危険物の取り扱い・保守管理・点検ができません。

 

なのでガソリンスタンドはもちろん、危険物を製造する化学・石油メーカーには乙4類の有資格者が必要になります。

 

 

またガソリン・軽油の輸送で使われるタンクローリーは、危険物取扱者の資格保持者を乗せないといけません。

 

なので危険物取扱者乙4類の免状があれば、ガソリンスタンド、化学・石油メーカー、タンクローリー運転士の転職に有利になるわけです。

 

ちなみに乙4類に合格してれば、一部科目テストを免除して1、2、3、5、6類を受けれるので、1〜6類まで全部持ってる友達もいました。

 

 

危険物取扱者は合格率が高い資格

 

危険物取扱者乙4類の有資格者

 

先ほど書きましたが、私ヤマトは工業高校在籍時に危険物取扱者乙4類を取りました。

 

就職に有利だから取得しようと思ったわけではなくて、半強制的に先生に受けさせられました。

 

電気科だと電気工事士2種を受験するように、化学工学科では授業中に危険物取扱者乙4類の勉強をします。

 

なにが言いたいのかというと、乙種4類は持ってる人が多いということです。

 

 

たしかに危険物取扱者を持ってれば就職・転職に有利にはなります。

 

ただ合格率30%の国家資格なので、そこまで難しいわけじゃないんですよね…

 

工業高校の生徒の中にはやる気がない人もいますから、ガチで勉強してる人だけでテストをやればもっと合格率は高くなるはずです。

 

 

危険物取扱者乙4類を持ってれば、たしかに就職・転職には有利ですけど、めちゃくちゃ有利ってほどじゃない。

 

っていうのが私ヤマトが伝えたかったことです。

 

 

危険物取扱者乙種4類の年収まとめ

 

ポイント

  • 平均年収は350〜600万円
  • 化学・石油工場、ガソリンスタンド等で働ける
  • 危険物の取り扱い・管理・点検が仕事
  • 合格率30%なので有資格者は多い

 

危険物取扱者乙種4類の平均年収は350〜600万円です。

 

大企業なら給料は高くなりますし、ガソリンスタンド・タンクローリー運転士なら400万円以下もありえます。

 

ガソリン・軽油・エタノールなどの危険物の取り扱い・管理・点検が仕事になります。

 

 

工業高校在籍中に試験を受けるため、乙4類の資格を持ってる人はけっこう多いです。

 

なので就職・転職に有利といえば有利なんですが…決め手となるほどではないというのが本音ですね( ̄▽ ̄;)

 

ただペーパードライバーと同じで、免許を取っただけで実務経験がない人が多いので、ガチで資格を生かして働くならオススメと言えます\( 'ω')/

 

製造業の仕事をまとめました↓

 

製造業の職種一覧と工場の仕事まとめ

 

危険物甲種の方が就職・転職に有利?

 

先ほど書いたとおり、危険物取扱者の中では甲種が最上級ランクになります。

 

なので乙4類しか持ってない人より、就職・転職で有利になるのは間違いありません。

 

ただ1〜6類すべての危険物を取り扱ってる会社は少ないので、就職・転職に有利というより、選択肢が広がると言うのが本音になります。

 

例えばガソリンスタンドで働くだけなら、危険物甲種じゃなくても、乙4類があれば問題ありませんから(汗)

 

 

ちなみに危険物甲種は受験資格が必要になります(乙・丙種はだれでも受けれる)

 

  1. 修士・博士の学位をもってる
  2. 大学等で化学に関する学科等を修めて卒業
  3. 大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
  4. 乙種危険物取扱者を取得後 実務経験2年
  5. 乙1〜6類のうち4種類以上もってる

 

私ヤマトは高卒なので2年間の実務経験を積むか、乙1〜6類のうち4種類とらないと危険物甲種の受験資格はありません。

 

周りに危険物甲種を取ってる人がいないので何とも言えませんが、大卒でわざわざ取得するモノなんでしょうか?

 

大企業の化学メーカー勤務だと、甲種を取得するように言われるかもしれませんけど(汗)

 

 

甲種は1〜6類すべてを覚える必要があるので難易度は上がりますが、頭が良い人が受けるせいか、合格率は30%となります。

 

就職・転職する会社が求めてる資格が乙種4類なら、甲種は必要ありません。

 

まだどの企業に就職・転職するか決めてなくて、頭が良い方は甲種を取っても良いかもしれませんね〜

 

【履歴書】乙4の正式名称は乙種第4類危険物取扱者

 

就職や転職のとき、履歴書・職務経歴書に資格名を書くことがあります。

 

「乙4」と書くのではなく「乙種第4類危険物取扱者」が正式名称となります。

 

甲種は1〜6類まで、すべての危険物を取り扱えるため「甲種危険物取扱者免状 取得」でOK。

 

【乙4、乙5、乙6を持ってる場合】

 

  • 乙種第4類危険物取扱者 免状取得
  • 乙種第5類危険物取扱者 免状取得
  • 乙種第6類危険物取扱者 免状取得

 

「乙種第4〜6類危険物取扱者 免状取得」のようにまとめて書かず、一つ一つ書くようにしましょう。

 

書くのが面倒くさいからといってまとめたり、乙4みたいに省略して履歴書に書くのはNG。正式名称で書いてくださいね〜


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