工場勤務でケガをして病院送りになったらシャレにならない…安全対策やルールはきっちり守ろう!
マスコミが報道するのは化学工場で爆発があったとか、倉庫で火事があったとか、クレーン車が倒れたみたいなインパクトのあるニュースだけです。
しかしながら実際は、ニュースにならないような墜落・転倒・転倒災害・激突・挟まれ・巻き込まれ・切創・高温物や有害物質との接触・感電災害があります。
高卒で入社したばかりの18歳が死亡した災害もありますし、20代前半で指を切断したような労災もあります。
給料をもらうために工場勤務をしてるのに、ケガをしてしまってはシャレにならないので、災害にあわないための安全対策をご紹介しますヽ(´▽`)/
私ヤマトの会社でもそうなんですが、入社して間もない若手が工場で怪我をしやすいです。
職場の安全対策・ルール・知識・経験が少ないので、ベテランに比べると労働災害にあいやすいんですね( ̄▽ ̄;)
10代で指切断とか、顔を火傷したら、あとあとの人生に大きく響きますので、怪我をしないように注意して作業しましょう。
じゃあ熟練者のおじさんがケガをしないかというと、最近ではそうでもないように感じます。
長年同じ作業をしてるせいで、横着(おうちゃく)をしたり、手抜きをしてしまうからです。
また自分に自信があるので「これくらいなら大丈夫だろう」という感じで、安全対策を無視して稼働中の設備に手を出し、巻き込まれた災害事例もあります。
中高生のベテランになると工場でケガした傷の治りが遅く、骨折すると完全に治らないことがあるので、労働災害にあわないように作業したいですね。
単純なミスが起きるときはボーっとしていたり、慣れた作業をしてる時が多いです。
工場勤務は同じことの繰り返しで、ルーティンワークになりがちなので注意しましょう。
急いでて慌ててるとき・ほかのことを考えながら仕事をしてるとき・疲れてるときもヒューマンエラーは起きやすいです。
頭を使わずにボーっと作業してるときはミスをしがちなので、ちょっと考えたり、急いでるときでも一呼吸おいて作業するようにしましょう。
ヒューマンエラーをなくすためには、一人一人の安全意識を高め、職場の人間関係をよくし、相互注意を活発におこなうことです。
いくら注意して作業しても100%ヒューマンエラーをなくすのは難しいので、怪我をしないような設備に改善したり、作業環境を整えるような安全対策をすることも重要ですね。
製造業では転倒災害が多く、作業通路・床面で滑ったり、階段の段差・材料や設備につまづくケースが多いです。
階段の段差で転倒するならまだしも、たった3pのエアーホースにつまづいて転倒。
腕をついたときに手首を骨折してしまい、救急車で病院に搬送されたという災害事例もあります。
年を取ってくると、足をあまり上げずに歩行するようになるので、数センチの段差でもつまづくことがあります。
なのでちょっとした段差部でもなくす努力をしましょう。もし設備的にどうしようもない場合は、注意喚起をしてください。
また階段昇降時は手すりを持つ。角がツルツルになって滑りやすいくなってるなら、そのまま放置せずに滑り止めを貼りましょう。
工場勤務をしてると、上司から安全対策の一環である「5Sを徹底」するように言われます。
「掃除してもどうせ汚れるんだから意味ねえよ…」と思いがちですよね( ̄▽ ̄;)
ただ道工具がきちんと整理されており、職場がキレイな状態である方が労働災害は減ります。
5Sをすることで仕事の室を高めて、チームの結束力が高まり、新しい安全対策・改善が生まれることもあるのでバカにしないようにしましょ〜
工場内や倉庫は暗いことが多く、交代勤務制だと夜勤もあるので、夜間での労働災害には注意が必要です。
私ヤマトの会社では懐中電灯を支給されますが、自分が照らしたところしか明るくならないので、ホームセンターで売ってるヘッドライトをしてる人が多いですね。
なぜか人間は入口ドア付近に物を置きたがるので、暗い物置や倉庫に入るときは注意しましょう。
明るい場所から暗いところに入ると目が慣れてませんし、入口付近は物が散乱してることが多いので、手前で立ち止まり、ライトで照らして安全確認をしてから通行しましょう。
作業場や通行が多い場所には、照明灯を設置してることが多いですが、球切れで暗くなってることもあります。
メンドクサイのでライトの球切れは放置しがちですが、工場でケガしないための安全対策なので、早めに交換することをオススメしますヽ(´▽`)/
また日頃から「暗いな…」と思ってる場所があったら、上司に連絡して水銀灯や照明灯をつけてもらいましょう〜