「フォークリフト運転士の免許を取ったら全部乗れるの?」
「フォークリフトの種類ってどんなのがあるの?」
このような疑問を持つ、工場・倉庫会社で働く人向けの記事になりますヽ(´▽`)/
特別教育はテストがないので取得がカンタンだけど、取り扱える重量が少なくなります。
技能講習は学科・実技の講義を受けて、修了テストに合格したら免許証をもらえます。
1トン未満のモノしか運べない特別教育は役に立たないので、私ヤマトの会社では、みんなフォークリフト技能講習を受けに行かされます。
ちなみに技能講習はテストがありますが、先生が「ココがテストに出るから線を引いといて〜」と言ってくれるので、合格率は99%以上です。
実技も事前に何度も練習しますので、極度のあがり症じゃない限りは大丈夫ですヽ(´▽`)/
先ほど書いたように、フォークリフト運転士の免許は誰でも取れます。
医者・弁護士などは、なるのが難しいから高年収なわけで…フォークリフト運転士は誰でも取れるので給料が安いです。
需要はあるので転職で有利なのは間違いないのですが、将来性って意味ではビミョーなんですよね( ̄▽ ̄;)
ちなみにフォークリフトの種類は大きく分けて12種類あります。全部紹介してると長くなるので、代表的なモノを紹介させていただきます。
リーチフォークリフトは立った状態で運転することが多いので、カウンターバランス式とは操作方法が違います。
車体を固定した状態で、マストを前後に動かせうるのが大きな特徴となっています。
またタイヤが90度近くまで回るので小回りがよく効きますが、不安定なのでスピードを出した状態で急旋回すると転倒する可能性があります。
バッテリー式で排気ガスが出ないので、室内でよく利用されますね。
サイドフォークリフトは鋼材・木材・カーペットなど、長いモノを運ぶためのフォークリフトです。
ふつうのフォークリフトよりも横幅が広く、車のように前後ではなくて、カニのように左右に動くので長尺物を落下させずに運べます。
長細い商品を取り扱う工場・倉庫にしか置いてないので、あまり見たことがないという方も多いと思います。
ちなみに私ヤマトもフォークリフトの免許証を持ってますが、サイドフォークリフトを運転したことはありません。
ウォーキーフォークリフトは乗って運転するのではなくて、掃除機のように押して移動をさせます。
自動車のように乗ることができないので、長距離の移動には適しませんが、そのぶん省スペースなので小回りが効きます。
私ヤマトが働いてる工場にもウォーキーフォークリフトはあり、ふつうのフォークリフトが入れないような、狭い場所での荷物運搬に使います。
ふつうのフォークリフトは車のように前後にしか動けませんが、マルチディレショナルフォークリフトは前後・左右に動けます。
切り返して進行方向を変えなくても良いので、工場や倉庫によっては使用するようですが、私ヤマトは乗ったことがありません。
オーダーピッキングトラックは、荷役装置とともに運転室も上下するフォークリフトです。
2〜3段に積んだ荷物くらいなら、ふつうのフォークリフトでも見えますが、あまりにも高く積み上げられた荷物は地上からでは見えにくくなります。
そういった縦に荷物を積み上げる倉庫で活躍するのが、オーダーピッキングトラックです。
フォークリフト運転士も、荷物と一緒に上下するので見やすいってわけですヽ(´▽`)/