品質管理職とは「製品のチェック」をするだけの仕事になります。
工場勤務といえばキツイ・汚い・危険と言われますし、油まみれになりながら、汗だくで働くのがふつうです。
しかし品質管理の仕事は、完成した商品をチェック・検品するだけなので、めちゃくちゃ楽勝ですww
ただ不良品を見逃してしまうと大問題になりますし、責任を取らされることになるので神経を使います。
また同じ作業の繰り返しなので、精神的なストレスが溜まり、うつ病寸前になる人もいます( ̄▽ ̄;)
そこで今回は工場勤務の品質管理職がきつい理由を、辞めたい人向けに解説していきます。
先ほど書いたとおり品質管理の仕事は、工場勤務にしては珍しく肉体労働ではありません。
またお客様にお届けする商品を検査するので、製造現場のように汚い場所でチェックすることもありません。
なので「楽そうだから」という気持ちで、品質管理の仕事を選ぶ人が多いのですが、働いてみてデメリットに気付くこともしばしば( ̄▽ ̄;)
ぶっちゃけ人間が見てる時点で、100%不良品をなくすことって出来ないんですよ…
なので不適合品に気付かず、そのまま出荷してしまい、あとからクレームがきて怒られることがありますね。
食品会社のように問題が発生したら、自社で回収することもありますので。
ニュースで大きく取り上げられると、ブランドイメージが悪くなってしまいますので、大企業ほど品質トラブルに厳しいです。
わたしが働いてる工場では、ニュースで取り上げられるほどの品質トラブルはありませんが、もしあったら担当者はヤバいでしょうね( ̄▽ ̄;)
上司にはボロカスに言われますし、責任を取らされてクビになる可能性もあります。
会社をクビにならなかったとしても、精神的ストレスでうつ病になる可能性もありますので、どうしても神経をすり減らしながらチェックするようになります。
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会社によりますが、ベルトコンベヤーで流れてきた商品を検査するだけってところもあります。
完成品を入念にチェックする時間があれば良いのですが、1日に100個以上検品するため、丁寧にやりすぎると上司から怒られます。
雑にやって不良品を見逃しても怒られるし、入念にチェックしてると上司から遅いと怒られます。
品質管理の仕事は「楽だけど、責任を取らされる」ので、責任がない現場作業員に転職したいって人もいます。
私ヤマトは某メーカーの製造オペレーターとして働いてますが、責任のある仕事はしたくない派なので、仕事が楽だったとしても品質管理の仕事はしたくないです( ̄▽ ̄;)
アルバイトなら品質トラブルがあったとき、責任を取って辞めたらよいですが、結婚して子供もいる正社員だったらそうもいきませんので…
「定年退職までずっとやり続けるような仕事じゃないよなぁ…」と個人的には思いますね。
同じ商品を何個も、何個もチェックする業務なので、どうしても飽きてきます。
いまどき人間の目だけでチェックする工場はありませんので、機械と人間によるダブルチェックになります。
なので基本的には不良品ってないんですよ。あったとしても事前にロボットが省いてくれるので。
同じことの繰り返しすぎて、集中しないといけないと思いつつも「あ〜眠い」とあくびをしながら働くことはよくあります( ̄▽ ̄;)
ルーティンワークあるあるですが、時間がぜんぜん経過しないってのもありますね。
あっ、一つ言い忘れました。品質管理の仕事は、製品を作るわけではないので、やりがいはまったくないです。
不良品に気付かず、あとからクレームがきて、不良品回収・在庫破棄・リコールすることになった場合、再発防止策を提出する必要があります。
「どうすれば今回のようなミスをなくせるのか?」を延々と考える必要があり、品質トラブル報告書を提出しても、上司の目の前で破り捨てられることもあります。
品質トラブルが発生したときに怒られて、対策を出しに行っても怒られて、しまいには仕事とは関係ない人格否定までされて…うつ病に/(^o^)\ナンテコッタイ
有名な大企業でもリコールをなくせないのに、中小企業で品質トラブルを100%防止するなんて出来るわけがない…マジ辛い。会社行きたくない。
厳しい会社だと品質トラブル後に、毎日のように残って会議をして、対策案を考えさせられることもあります(下手すると半年、1年かかることも。ブラックすぎワロタw)
肉体労働のブルーカラーに比べると、工場の品質管理は楽ですが、品質トラブル発生時のことを考えると現場作業員の方が楽ですね( ̄▽ ̄;)
それか工場勤務からデスクワークに転職した方が、仕事も楽なままをキープしつつ、責任を減らせるので良い方法だと感じますヽ(´▽`)/