「アーク溶接の仕事後に目がゴロゴロする」
「寝て起きると目ヤニがついてるし、まぶしくて目が開けられない。無理に開けると涙がポロポロと落ちてくる」
目を開けると部屋の光が眩しくて涙が止まらないし、目を閉じても異物感というか、ゴロゴロした感じがあります。
溶接面を使用して作業はしますが、それでも100%防ぐことはできないんですよね( ̄▽ ̄;)
たま〜にアーク溶接をするくらいならまだしも、1日中作業する溶接工にとって目が痛いのは大きな悩みです。
そこで今回は目が痛いとき冷やすのと、目薬のどちらが良いのかについて解説しますヽ(´▽`)/
アーク溶接による炎症を抑えるために、冷たいタオルをかぶせたり、冷えピタを貼るという人もいます。
冷やすことで目の痛みに効果があるかというと…気休めていどと言うのが本音ですね( ̄▽ ̄;)
炎症を抑えるという意味では効果はあるでしょうけど、冷やすだけで目を焼いたダメージはなくなりませんので。
寝て起きたら症状がマシになってるので、ベテランの溶接工は諦めて寝てるようです(笑)
転職しないかぎり、ずっとアーク溶接を続けるわけですから、定年退職まで目の痛みはつきまといますから…
それに年を取ってから視力低下したり、失明しないか心配というのも本音ではあります( ̄▽ ̄;)
これで給料が高いならまだしも、年収が安いから馬鹿らしいですよね…
アーク溶接・TIG・カチ上げなどで目を焼いてしまったとき、目薬をさして治そうとしたこともありますが、これも冷えピタと同じで気休めですね( ̄▽ ̄;)
病院で処方してもらえる目薬ならまだしも、市販薬では治療ってレベルほどの効果はないように感じます。
そもそも目薬をさして治るなら、アーク溶接の目の痛みで悩む人はいなくなるはずですから。
爽快感があるクール系の目薬を使ってる方もいますが、角膜へのダメージを修復・保護してくれる成分が入ってるのは「サンテメディカルガードEX」です。
マイティアのビタミンB2B6も良いとされてますが、病院の医師が処方してくれる目薬の方が効果は高いと思われます。
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グッスリと寝ても目が開かない場合、仕事どころじゃないので病院に行きましょう。
下手に自動車を運転して事故ったらシャレにならないので、家族・恋人・友達に乗せていってもらうか、公共交通機関・タクシーを使ってくださいね。
溶接工であることを病院の医者にいうと「電気性眼炎」と診断され、保護面・遮光メガネを使用して作業するように言われ、目薬を処方してくれます。
1日休めば治ることが多いため、涙がボロボロでて病院に行くことすらままならないなら、自宅療養することをオススメしますヽ(´▽`)/
ただ作業環境を変えないと再発しますので、溶接で目を焼かないようにするためにも裸眼で見ないように徹底する。
隣にも作業者がいるなら、つい立てを使用するようにしましょう(もしないなら上司にお願いして買ってもらう)
むかしの職人ならまだしも、最近の若い子はマジメなので、保護面を使わずにアーク溶接することはないはずです。
しかし周囲に溶接工がいる場合、もらい焼けをして目が痛い…ってことがよくあります。
慣れてくると他の人が溶接をスタートするタイミングがわかるので、溶接面でガードしたり、顔をそむけたり出来るようになりますヽ(´▽`)/
保護面を使わずにアーク溶接の光を見続けた場合、視力が低下したり、部分的に黒くみえる症状が出ます。
数週間〜数ヶ月で改善することもあれば、後遺症が残るケースもあるようですね…
昔と違っていまは保護面を使って作業するので、溶接が原因で視力低下・失明する可能性は低いと思われます。
ただ心配な人は遮光メガネを常にしつつ、自分が溶接作業をするときは保護面も使うとか、周囲のアーク光をつい立てで防ぐようにしましょう。
どうしてもイヤなのであれば会社を辞めるか、溶接作業がないラインに異動させてもらうしかないですね( ̄▽ ̄;)