「ダクト工は肉体労働できつい」
「先輩に怒鳴られたり、殴られるから仕事にいくのが憂うつ…」
ダクト工・空調設備工事の平均年収は300〜400万円。
東京都なら年収500万円いきますが、地方だと400万円以下が多いです(汗)
プレス工・溶接工・フォークリフトの運転手などと、同じくらいの給料になります。
ダクト工は職人気質で体育会系の人が多く、怒鳴られたり、罵声を浴びせられるのはふつう。
建設業のとび職・大工みたいな感じで「学生時代はヤンキーでした」という人が多いです( ̄▽ ̄;)
ダクト工の先輩は、見た目からして怖いんですよね…パッと見は輩(やから)ですw
優しく仕事を教えてくれる感じではなくて「オレの仕事を見て覚えろ!」というノリなので、最初の1年目はキツイですね。精神的にも、肉体的にも。
高卒で空調設備工事をする会社に就職しました。大企業ではなく中小企業。
要領が悪くて、毎日のように先輩から怒鳴られます。
ヘルメットの上から頭を叩かれたり、お尻を蹴られたりしたこともありますね…
「役立たず」「足手まとい」「お前のせいでおれ達の仕事が増えてる」「使い物にならないクズ」と毎日言われ、メンタルが持ちません(涙)
朝7時〜夜20時まで働かされるわりに、残業代もロクに出ないし給料も安い。年収200万円台。
ダクト屋が高卒の底辺職というのは分かってますが、それにしても辛すぎる。
このまま空調屋を続けるメリットもないので、ほかの工場に転職しようと思って、休みの日にハローワークに行きはじめました。
ダクト工は建物内で空調・換気をするための配管(ダクト)を取り付ける仕事。
家庭用エアコンの取付工事をする人はダクト工ではなく、オフィスビル・マンション・工場・病院・店舗などの空調工事をする人を言います。
「400角の600Lの単管を持ってこい!」
「15番のダクトと16番のダクトを持ってこい!」
「丸ダクトなら、6mのダクトを2m×2本にカットしてくれ!」
みたいな感じで専門用語がバンバン飛び交いますし、間違った配管を持っていくと怒られます。
その結果、先ほどの体験談であったように、先輩から怒鳴られたり、殴られたりするわけです( ̄▽ ̄;)
最初は先輩に「アレ持ってこい」「これをやってくれ」と下働きをさせられます。
慣れてきたら高所作業車に乗って作業をさせてもらえるようになりますね。
ダクトは手で持てる重量ですが、天井に取り付けるため常に上向きでの作業。最初はキツイ…
図面を読めるようになる必要もあるため、頭も使う仕事となります(汗)
工場のオペレーター・ライン工・フォークリフトの運転手・クレーン運転士などは、1人でやる仕事になります。
なので仕事前のミーティングが終わったら、休憩時間以外は上司・先輩と絡むことはありません。ミスでもしない限り。
しかしダクト屋は1つの現場を数名のチームでやるため、苦手な先輩がいたり、パワハラ上司がいたらキツイ…
共同作業をする仕事だけに、人間関係が大切になります。
持っていく配管を間違えたとき「おいおい、それじゃないぞ〜」と優しく言ってくれる先輩ならまだしも、怒鳴られたら萎縮(いしゅく)してしまいますからね…
コミュニケーション能力があれば「あいつはミスは多いけど、憎めないやつだな〜」となりますが、コミュ障だとボロカスに言われます。
「あいつはミスが多いし、全然しゃべらないから何を考えてるのか分からない」と陰口を叩かれたり、職場いじめにあう可能性も…
ダクト工の仕事内容がキツイというより、パワハラ上司、クソみたいな先輩のせいで、うつ病寸前に追い込まれる。
クラッシャー上司(部下を追い詰めて潰そうとする上司)がいる会社だったら転職することをオススメします(汗)