「電気工事士は思ってるよりきつい」
「悪いことを言わないからやめとけ。就職したら後悔するぞ…」
工業高校の電気科の生徒は、強制的に電気工事士2種の国家資格を取らされます。
その流れで電気工事士になる人もいますが、思ってる以上にきつい仕事で辞める人も多いんですよね(汗)
東京電力・関西電力・中部電力みたいな、大手電力会社なら年収が高いからガマンできますが、中小企業の電気工事士はやめとけ…
じっさいに電気工事士として6年間働いた、電気科卒の友人の体験談をご紹介します。
電気工事士がきつい、辞めたいと感じる理由を16個あげました。
電気工事士は拘束時間が長く、サービス残業が多いわりに給料が安い。
現場では立ち仕事になり、物を運んだり、工具を取ってくるために階段を往復することも…
上下関係が厳しくて、40〜50代の先輩に怒鳴られることが多い。
親切に教えてくれるならまだしも、いきなり「やってみろ」と言われ、間違ったら怒られることもしばしば…
基本的に体育会系の職場になるので、怒られるのが苦手な人には電気工事士は向いてないです( ̄▽ ̄;)
また高所作業になるため墜落事故の恐れがあり、感電で死亡災害になるリスクがあります。
電気工事士の仕事は朝8時〜夜21時までかかることがあり、拘束時間がめちゃくちゃ長いです。
県外の現場だと朝早くから出発する必要がありますし、戸建て住宅だと作業が終わるまで帰れないこともしばしば。
工期が迫ってる場合、日が変わるまで作業をすることもあります。みんなピリピリしてますね…
大手電力会社ならまだしも、中小企業の電気工事会社では定時で帰れることは100%ないと思ってください( ̄▽ ̄;)
残業代が出るなら許せますが、ほとんどの会社では「月30〜40時間までしかつかない」みたいな感じで、超過した分はサービス残業となります。
休みが少なくて、土日祝でも仕事になることがあり、家族との時間もあまり取れなくなります。マジで電気工事士はきついからやめとけ。
電気工事士は職人の世界なので上下関係が厳しく、怒鳴られることがしょっちゅうあります。
やったことがない作業をいきなりやらせて、出来なかったら怒るという理不尽な展開も…
工具を間違えて持って行ったら「これじゃないだろ!」と怒られて、また取りに行くハメになる。
配線の皮むき、端子の圧着でもたもたしてると「何やってんだよ」とキレられる。
怒られると焦ってしまい余計に遅くなったり、ミスをしてしまう悪循環( ̄▽ ̄;)
一人で黙々と作業できたら良いのですが、2〜3人で作業することが多いので、厳しい先輩と組まされると会社にくるのが嫌になる。
「電気工事士きつすぎる…毎日怒られるし辞めたい。会社に行きたくない。鬱だ…」となります。転職を考えてる人はきついからやめとけ。
電気工事士の仕事は立ち仕事が多いため、足が疲れてきます。
物を運ぶための移動も多く、エレベーターがない工場だと階段で重い荷物を運ぶため死ねる(;゚Д゚)
屋内配線ならまだしも、屋外配線だと夏は暑いし、冬は寒い。
途中で雨が降ってきても、キリの良いところまでは作業しないといけないため、建設業なみにキツイ仕事。早く辞めたい。
雨の中カッパを着て作業すると蒸れるし、動きにくい。手が滑って工具を落としそうになったり、転倒して墜落しそうになり危険。
電気工事士は仕事中に感電するリスクが高く、高所作業も多いため墜落事故の恐れも…
たった一回の感電・墜落で死亡する恐れがあるため、危険と隣り合わせの仕事になります。
これで給料が安いんだからやってられないですよね。電気工事士を辞めたい若者が増えてるのもムリないわ( ̄▽ ̄;)
100Vなら痛いで済む可能性がありますが、200V以上だと吹き飛ばされますからね。
高圧になるとスパークで火傷したり、同僚に発見されたときには感電して死んでいたという災害事例も…
「電気工事士はきついから辞めたい。命の危険があるからやめとけ」と言いたくなる気持ちもわかりますね。
東京電力・関西電力のような大手電力会社ならまだしも、中小企業だったら工場勤務のほうがマシかもしれません( ̄▽ ̄;)