プレス機械作業主任者の資格は合格率が90%以上です。
2日間の講習+修了試験があるだけなので、危険物取扱者の国家資格のように事前に勉強する必要はありません。
フォークリフト・アーク溶接・玉掛け技能講習のような感じで、誰でも合格する難易度の低い資格です。
会社のお金で受講しに行く場合、2日間ラクできると思って会場に行きましょう(笑)
学歴不問ですが、プレス機械による作業を5年以上やった経験がないと受講資格がありません。
プレス機械を5台以上使用してる工場は、必ず1人のプレス機械作業主任者を選任するように法律で決まってます。
なので資格取得することで年収・給料がアップする可能性もありますよヽ(´▽`)/
ちなみにプレス工の年収は会社にもよりますが250〜400万円くらいになります。
8時間×2日の技能講習
学校の授業のような感じで、プレス機械についての講義があり、2日目の最後に修了テストを受けます。
修了テストというと不安に感じるかもしれませんが、講師の人が「ココはテストに出るから線を引いといて〜」と言ってくれるので、ほぼ100%の人が合格します。
アーク・ガス溶接・玉掛け・フォークリフトなどの特別教育・技能講習と同じで、授業中に居眠りをしない限りは余裕で受かります。
受講料は1万円+テキスト代1500円+消費税で12000円前後になります。
開催地・日程は住んでる都道府県によって異なるので、事前に調べてから申し込みをしましょう。
上司から受けるように言われたときは、会社が申し込みをしてくれてるはずなので、言われた日程に行けばOK!
会社によっては実務経験5年以上になったら、プレス機械作業主任者の資格を取ってくるように言われます。
この場合、会社の上司・先輩も資格を持ってるので、仕事内容は変わらないことが多いです。
中小・零細企業などで資格を持ってる人が少ない場合、資格取得後はリーダー・班長のようなポジションになることも。
今までは毎日ガチャンガチャンとプレスする日々だったのが、機械の点検・トラブル対応・後輩への指導・監督をする立場に変わります。
リーダー・班長になると責任は増えますが、年収・給料が増える可能性もありますよ〜
プレス機械を5台以上使用する会社では、プレス機械作業主任者が1名必要になります。
なのでプレス機械作業主任者の資格があれば、転職で有利になるのは間違いありません。
ただ難易度が低く、受講すれば誰でも合格する技能講習なので、価値が高い資格とは言えないというのが本音(汗)
取っておいて損はない資格ですが、ちゃんと勉強しないと取れない国家資格よりは価値が下がると覚えておきましょ〜