「工場の生産管理職はきついのに、年収300〜500万円しかもらえない…」
生産管理の仕事内容は、どれだけ商品の作ったら良いか工程管理する。
製造コストの計算・納期に遅れないよう出荷・在庫切れや過剰在庫を防ぐ・製品の品質管理などなど。
工場ラインの司令官的なポジションをする職業になります。
工場勤務の作業員と違って肉体労働はありませんが、精神的にはキツイし給料・年収が安いんですよね…
工場の生産管理職は他部署に頭を下げて、調整に明け暮れる日々。
品質・納期・コスト・法令順守などなど、考えないことが多いのでストレスが溜まります。
生産現場からは「ノルマが厳しすぎる! 安全第一と言いつつ、生産優先になってる」と文句を言われる(;・∀・)
お偉いさんからは「会社の利益を出すために、少しでも多く作ること」と圧力をかけられます。
生産現場・経営者と板ばさみになるため、精神的にストレスがたまるのでキツイですね…
生産量の目標が未達だと、役員からネチネチと文句を言われますし、顧客クレーム対応をする営業からも怒られます。
かといって無理な生産計画を立てると、工場勤務の正社員から「納期が短すぎる! そんなに早く作れるわけがない」と言われます。
スムーズにいってるときは良いのですが、トラブルによる納期遅れ・不具合があると胃がキリキリ。ストレスで胃かいようになりそう…
求人票には「生産・品質管理職」と書かれてたのに、入社してみるとラインオペレーターとして働かされることがあります。
「生産管理職=生産ラインで働く人」「品質管理=検品業務」みたいに思ってる経営者もいるので、転職の面接でちゃんと仕事内容を聞いておきましょ〜
大企業の製造メーカーだと各生産ラインに責任者がいるので、工場に足を運ぶことは少なく、オフィス街のホワイトカラーのような感じで、デスクワーク中心。
これが中小企業になると、工場長みたいな感じで現場を見て回る必要があるので、ライン工と同じように夜勤がある会社もあります。
生産・品質トラブルがなければ単調な作業になりますので、夜は眠気が襲ってきますね( ̄▽ ̄;)
会社によっては夜勤なしで、トラブルがあったときだけ、夜中に電話で起こされることもありますのでマチマチです。
このあたり工場勤務の設備管理職に似た部分がありますね〜
生産管理職は現場オペレーター・営業など、他部署とのやり取りが多いので、コミュニケーション力が必要になります。
特に大卒で生産管理職になった場合、高卒ブルーカラーの作業員と話を合わせるのに苦労します。
現場オペレーターも仕事なので、基本的にはこちらの話を聞いてくれます。
しかし無理な納期を要求すると、「そんなの出来るわけがない!」とへそを曲げられることがあります。
高卒のライン工が働いてくれないと工場が稼働しないので、オペレーターのご機嫌をとるスキルが必要です。
わたしが知ってる人だと、高卒ブルーカラーと話を合わせるために、パチスロを始めたって大卒社員もいますので(汗)
コミュ障で人と話したり、電話を取るのが苦手な方は、生産管理職じゃない仕事をオススメします(事務職とか)
納期・コストダウン・品質管理のストレス+人間関係のストレスがあったら、ソッコーでうつ病になってしまうので( ̄▽ ̄;)
【生産管理職に向いてる人】
生産管理職は工場全体を見渡す必要があるため広い視野が必要。
先ほど書いたとおり、現場作業員とのコミュニケーションも必須。
予期せぬトラブルで生産計画が遅れることがあるため、トラブル対応力が必要。
工場のトラブルのせいで納期が遅れ、上司から怒られても気にしない図太い性格。
これら1〜4を満たしてる人は生産管理職に向いてる人。
逆をいうとコミュニケーションが苦手、予想外のトラブルに対応できない、メンタルが弱い人は向いてない仕事です( ̄▽ ̄;)
向いてる人は生産管理の仕事をそのまま続けて、向いてない人は転職をおすすめします。